
【NQNニューヨーク=横内理恵】20日のニューヨーク外国為替市場で円相場は3日ぶりに反発し、前日比15銭円高・ドル安の1ドル=107円50~60銭で取引を終えた。対ドルで主要通貨が買われる流れが続き、円も連れ高した。
米株式相場や原油先物相場の上昇が続き、投資家が運用リスクを取りやすくなったうえ、欧州景気に対する過度の不透明感が後退してユーロ買い・ドル売りが優勢になった。オーストラリア(豪)ドルなどの上昇も目立ち、英ポンドも一時買われた。
午後に米長期金利が水準を切り下げ、日米金利差が縮小したことも円買い・ドル売りを誘った。米連邦準備理事会(FRB)が公表した米連邦公開市場委員会(FOMC、4月28~29日開催分)の議事要旨では参加者が米経済の停滞を懸念し、追加の緩和手段を検討することで一致していたことが分かった。緩和が長期化するとの見方が改めて強まり、ドルの重荷となった。
ただ、円の上値も重かった。株や原油先物などリスク資産の戻り基調が続いていることから低リスク通貨とされる円を売る動きもあった。日銀が22日に開く臨時の金融政策決定会合で新たな資金供給策を打ち出すとみられることも円の売り材料だった。
この日の円の高値は107円34銭、安値は107円70銭だった。
円は対ユーロで5日続落し、前日比40銭円安・ユーロ高の1ユーロ=118円05~15銭で取引を終えた。欧州で移動制限が緩和されているのに加え、独仏政府が提案している新型コロナウイルスの救済のための欧州連合(EU)の復興基金が欧州景気を下支えるとの見方がユーロ買いを誘った。株高を背景に低リスク通貨の円を売ってユーロを買う動きも優勢だった。
ユーロは対ドルで4日続伸し、前日比0.0055ドル高い1ユーロ=1.0975~85ドルで終えた。
ユーロの高値は1.0999ドル、安値は1.0950ドルだった。
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May 21, 2020 at 04:46AM
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NY円、反発 1ドル=107円50~60銭で終了、主要通貨に対するドル売りが波及 - 日本経済新聞
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