
16日の米株式相場は3営業日続伸。テキサス州や中国などでの新型コロナウイルス感染再拡大を巡る懸念はあるものの、米経済回復への楽観が相場を押し上げた。米国債利回りは上昇し、ドルも値上がりした。
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S&P500種株価指数は1週間余りで最大の上げ。エネルギーやヘルスケア、素材を中心に主要11業種全てが上昇した。朝方発表された5月の米小売売上高が 過去最大の伸びとなったことを好感し、相場は午前中から大きく上昇していた。また米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長は、上院銀行委員会での 証言で、米経済が底打ちしつつあるとの認識を示した。
メロン・インベストメンツのジョン・ポーター最高投資責任者(CIO)は「現在は覚えきれないほどの相反する流れが存在する」と指摘。「投資家が重視する点は、第2波への不安、中国との緊張の高まりへの懸念、企業業績が全く見通せない状況など毎日大きく変化する」と語った。
S&P500種は前日比1.9%高の3124.74。ダウ工業株30種平均は526.82ドル(2%)上昇の26289.98ドル。ナスダック総合指数は1.8%上昇。米国債市場では10年債利回りが3ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上げて0.75%。
外国為替市場ではドルが主要通貨の大半に対して値上がり。北京で新型コロナの感染者数が再び増加し、市当局が 学校を閉鎖すると発表。安全資産としてドルの需要が高まった。円とスイス・フランも上昇。
主要10通貨に対するドルの動きを示すブルームバーグ・ドル・スポット指数は0.3%上昇。ドルは対円でほぼ変わらずの1ドル=107円32銭。ユーロは対ドルで0.5%安の1ユーロ=1.1264ドル。
ニューヨーク原油先物相場は続伸したものの、上げ幅を縮小して取引を終えた。世界最大の原油輸入国である中国での感染第2波に懸念が強まったことが背景。米小売売上高が過去最大の増加となったことを受け、午前の早い段階では大きく買われていた。
ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物7月限は1.26ドル(3.4%)高の1バレル=38.38ドルで終了。ロンドンICEの北海ブレント8月限は3.1%高の1バレル=40.96ドル。
ニューヨーク金先物相場は3営業日ぶりに反発。景気が回復に向かう上でのリスクにパウエルFRB議長があらためて言及したことが、金の買いを促した。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物8月限は0.5%上昇し、1オンス=1736.50ドル。
原題: Stocks Jump Most in Week Amid U.S. Growth Optimism: Markets Wrap(抜粋)
USD Climbs Amid Virus Worries; Yields Rise on Fed: Inside G-10
Second Wave Virus Concerns Loom Large Over Crude Oil Market
Gold Rises as Fed’s Powell Sticks to View on Risks to Recovery
(第3段落にコメントを追加し、更新します)
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June 17, 2020 at 04:02AM
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