東京外国為替市場のドル・円相場は1ドル=106円台前半に上昇。国内外の株高を受けたリスク選好の流れを背景に円がほぼ全面安となるとともに、ドルの買い戻しが継続している。オーストラリアドルは同国経済指標に反応薄。
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市場関係者の見方
オーストラリア・ニュージーランド銀行外国為替・コモディティ営業部の町田広之ディレクター
- 円は株高をみながら全面安となる一方、ドルはリスクオンにもかかわらず、海外勢主導の主要通貨に対する買い戻しが続いている。ドルショートの買い戻しはもう少しかかりそうだ
- 米ISM製造業景況指数は強かったが、5-6月の経済急回復が横ばいに転じたのを確認する意味で同非製造業指数や米雇用統計が重要。新型コロナウイルスの感染再拡大や米中対立の激化などが数字に反映される恐れがある
- 豪ドルは足元では同国内の材料ではなく、ドルの売買対象として使われている。きょう発表される豪金融政策は据え置きが見込まれ、為替相場に直接的な言及がなければなぎで終わる可能性が高い
三井住友信託銀行ニューヨークマーケットビジネスユニットの持田拓也調査役
- 株価と金利が上昇するリスクオンの地合いが続く一方、フロー主導のドル売りは一巡しており、積極的にドルを売っていく動きにはなりにくく、ドル・円の下値は固い
- 米ISM製造業景況指数は数字自体は良かった。ただ、新型コロナウイルスの感染再拡大で経済活動を制限し始めた7月後半は含まれていないため、継続性にはやや疑問が残る
- 米失業保険の上乗せ給付継続を巡る共和党と民主党の議論には注意したい。この行方次第で米経済への影響が変わってくるので、ヘッドラインが出れば相場が反応する可能性も
背景
- 日経平均株価は前日比310円高で午前の取引を終了。アジア株もおおむね上昇
- 6月の豪貿易収支は82億豪ドルの黒字と市場予想を若干下回った半面、小売売上高は前月比2.7%増と予想を上回る
- 米ISM製造業景況指数、2019年3月来の高水準-受注が一段と改善
- 米金融当局者、 追加財政出動の重要性を訴え-議会審議難航の中
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August 04, 2020 at 10:10AM
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ドル・円は続伸、株高でリスクオンの円売り優勢-106円台前半 - ブルームバーグ
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