東京外国為替市場ではドルが主要通貨に対して全面高の展開。前日の米連邦公開市場委員会(FOMC)が示唆した金融緩和の長期化が想定内の内容と受け止められたことや日本株の下げが背景。日本銀行の金融政策決定会合では、市場の予想通りに金融政策が据え置きとなり、為替相場への影響はほぼ見られていない。
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市場関係者の見方
ソニーフィナンシャルホールディングスの石川久美子為替アナリスト
- FOMC前にはハト派的な声明を見込んだドル売りが出ていたが、結果に大きなサプライズは見当たらず、米金利が上昇する中で欧州通貨を中心にドルの買い戻しが広がった
- 米低金利政策の長期化観測を背景としたドル安基調は続いている
- ドル・円はリスクオン時はともに売られ、リスクオフでは買い戻されるので、他通貨より値幅が小さくなりがちだ
三井住友銀行NYトレーディンググループの下村剛グループ長
- FOMCではフォワードガイダンス強化など、市場が想定していたハト派的なスタンスがそのまま出てきた。地合いは引き続きドル安の流れ
- 一方、量的緩和(QE)の増額やデュレーション延長についてはパウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長の記者会見でもヒントがなかったので、米金利上昇と株安、ドル高要因に
- 菅内閣は安倍政権の路線を踏襲し、日銀会合も引き続きハト派姿勢とみられ、ともに為替相場への影響は限定的だろう
背景
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FOMC、少なくとも2023年いっぱいは政策金利をゼロ付近で維持と示唆
- インフレ率の2%目標の未達が続いていることを踏まえ、目標のオーバーシュートを容認
- パウエル議長:景気回復は大方の予想より速いペースで進んできているが一方、今後の道筋は依然極めて不透明だと発言
- 米10年物国債利回りはFOMC後に上昇に転じ、約1週間ぶりに0.70%台の乗せる場面も
- きょうの日経平均株価は前日比174円安で午前の取引を終了。アジア株も安い
- 豪雇用統計では雇用者数と失業率、労働参加率がいずれも予想に反して改善
- 菅首相「解散は時間の制約視野に考える」、まずはコロナ対策-初会見
- 日銀が金融政策の現状維持 決定、景気判断は上方修正
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September 17, 2020 at 10:13AM
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ドルが全面高、想定内のFOMC結果と株安で買い戻し-105円前半 - ブルームバーグ
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