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ドルは103円後半、連休前の円売り需要が支え-欧州通貨は小じっかり - ブルームバーグ

東京外国為替市場のドル・円相場は1ドル=103円台後半で推移。3連休を前に国内輸入企業などの円売り需要が支えとなった一方、新型コロナウイルス感染拡大で世界景気の2番底懸念が強く上値は限定的だった。午後は米株価指数や日本株の下げ渋りを背景にドル売りと円売りがやや優勢となったが、ドル・円は小動き。ポンドやユーロは英国と欧州連合(EU)の貿易合意期待で小じっかりとなった。

  • ドル・円は午後3時38分現在、前日とほぼ変わらずの103円77銭。早朝に付けた103円74銭から一時103円91銭まで強含み
  • ポンド・ドル相場は0.2%高の1ポンド=1.3283ドル。ユーロ・ドル相場は0.1%高の1ユーロ=1.1887ドル
今週のドル・円相場

市場関係者の見方

あおぞら銀行の諸我晃チーフマーケットストラテジスト

  • ドル・円は朝方は実需のドル買い・円売りもあったが、仲値では少し売りも見られ、上値は抑えられたかたち
  • 通貨全般では、売られていた米株も少し戻してきたのでドル売り・円売り。ドル・円はあまり動いていないが、新型コロナの感染拡大を受けた円買いもあるので、上値は重くなりそう

上田ハーロー外貨証拠金事業執行担当役員の山内俊哉氏

  • 来週になると日本も連休だし、米国も感謝祭前になり積極的になるのは難しい
  • ドル・円は104円ちょうど付近に5日平均線があり、ここを越えないと変化は出ない

大和証券の石月幸雄シニア為替ストラテジスト

  • 目先の注目は欧州。市場は月曜に英国とEUの貿易合意の可能性があるというシナリオで動いているので、月曜に何もないと日本が休みの中、円も含め値動きが大きくなる可能性はある

背景

  • 米株価指数先物は、米財務長官と米連邦準備制度理事会(FRB)の緊急融資制度の未使用資金返還を巡る 対立嫌気も、徐々に下げ渋る展開。日経平均株価は一時前日比200円超下げたが、106円安で終了
  • 国際通貨基金(IMF)と20カ国・地域(G20)は21、22日に開催するオンライン形式でのG20首脳会議を前に、新型コロナウイルスの感染再拡大によるリセッション(景気後退)からの 回復腰折れリスクを警告
  • 米カリフォルニア州知事は感染拡大を封じ込めるため、州住民のほとんどを対象とする夜間外出禁止令を発動すると 発表
  • 東京のコロナ新規感染者数は522人と2日連続の500人超
  • 英国とEUの貿易合意は23日に発表の可能性とテレグラフが報道

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November 20, 2020 at 10:30AM
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