Search

〔マーケットアイ〕外為:正午のドルは104円半ば、対円以外ではドル安傾向 - ロイター

[東京 25日 ロイター] -

<12:05> 正午のドルは104円半ば、対円以外ではドル安傾向

正午のドル/円は、前日ニューヨーク市場午後5時時点(104.43/45円)に比べ、小幅にドル高/円安の104.51/53円。

ドルは早朝の取引で安値104.43円を付けたあと、104円半ばで一進一退だったが、午前11時過ぎに高値104.60円を付けた。

きょうは月末の五・十日にあたるため、限定的ながらも国内実需のフローが出たとされるが、明日は米国市場が感謝祭で休場となるため、短期筋の動きは低迷した。

株高を背景とするリスクオンのセンチメントが広がる中、ドルは欧州通貨や資源国通貨などに対して弱く、ユーロは1.19ドル台に乗せ、英ポンドは1.3366ドル付近まで買われて約2カ月ぶり高値圏での取引となった。

クロス円も堅調で、英ポンド/円は139円後半と2週間ぶり高値、ニュージーランドドル/円は73円付近まで上昇し、10カ月ぶり高値を付けた。

外為市場では、過去10年間で感謝祭の週はドル高になる傾向が観察され、「ドル高のアノマリー」として週初は意識されたが、24日からは円以外の通貨でのドル安傾向が顕著になっているため、アノマリーが実現しない可能性が高まっている。

<10:52> ドル104円半ば、対欧州通貨や資源国通貨でドル安が進行

ドルは104.50円付近。

早朝からこれまでの値幅は104.43―104.55円と極めて狭いレンジに収まっている。この日は月末の五・十日に当たるため、仲値公示を挟んで国内勢の売買が予想されていたが、いまのところ規模の大きな売買はみられないもようだ。

市場では「米国で政権移行がやっとスムーズに進みそうなことが一種の安心感をもたらしている」(外国銀)との意見が聞かれた。ただ、安心感がもたらすリスクオンは、特に対欧州通貨や資源国通貨でのドル安を招いている。

ユーロは現在1.1900ドル付近と今日の高値圏。昨日に続ききょうも1.19ドル台に乗せている。英ポンドは1.3366ドルと約2カ月ぶりの高値圏での取引。豪ドルは0.7363ドルと約2か月半ぶりの高値を更新した。

トランプ米大統領は23日、バイデン次期政権への移行プロセスを開始することを一般調達局(GSA)のマーフィー長官に許可したと明らかにした。ただ、大統領選の結果を覆すため、法廷闘争を続ける姿勢も改めて示した。

<09:15> ドル104円半ばで方向感なし、英ポンドは2カ月ぶり高値圏

ドルは104.48円付近で小幅な値動き。

世界的な株高でリスクオン地合いとなるなか、安全資産としてのドルと円は同時に売られているため、ドル/円は方向感に乏しい。

一方、欧州通貨やオセアニア通貨に対しては、ドル安の流れが鮮明だ。

英ポンドは1.3362ドル付近と約2カ月ぶりの高値圏を推移する。

英ポンド/円は139.62円付近と約2週間ぶりの高値での取引となっている。

前日のロンドン株式市場は5カ月超ぶりの高値に反発して取引を終えた。比重の大きい一次産品株の値上がりが全体を押し上げた。

市場では、「英国のEU(欧州連合)離脱を巡る不透明感に変わりはないが、短期筋はこれまでポンド・ショートで痛い目にあってきたので、年末にかけては一発逆転をねらって、ポンド・ロングで短期戦に挑んでいる」(FX会社)との見方が出ている。

原油高の動向も英ポンドにポジティブな材料とされる。

米国時間の原油先物価格は約4%急伸し、3月以来の高値を付けた。新型コロナウイルスワクチンへの期待が高まったほか、米国で政権移行が始まったことを受けた。 清算値は北海ブレント先物が1.80ドル(3.9%)高の1バレル=47.86ドル。米WTIが1.85ドル(4.3%)高の44.91ドル。

両先物とも清算値は3月5日以来の高値となった。

英国のEU離脱を巡っては、交渉を担当するバルニエ首席交渉官が23日、通商協議では大きな相違が続いているが、双方が合意に向け努力を続けていると述べた。

年末に終了する移行期間後の関係を定める協議は再開されたが、漁業権のほか、企業支援を巡る公正な競争の確保が依然として焦点になっている。

<07:55>ドル104─105円の見通し、対欧州・オセアニア通貨でのドル安を警戒

ドル/円は104.48円付近、ユーロ/ドルは1.1891ドル付近、ユーロ/円は124.25円付近。

きょうの予想レンジはドル/円が104.00―105.00円、ユーロ/ドルが1.1840─1.1940ドル、ユーロ/円が123.70―124.70円とみられている。

前日の海外市場では、米景気回復への期待や新型コロナウイルスのワクチン開発を巡る進展、米国の政権移行の開始を材料に、ダウ工業株30種が初めて3万ドルを突破した。

リスク選好下ではドルと円が同時に売られやすいため、ドル/円には明確なトレンドが出なかった一方で、ドルは欧州通貨やオセアニア通貨に対して下落した。

「きょうは米国市場の休場を控えた月末の五・十日で、午前の取引では国内勢のフローが注目される。前日はリスク選好ムードのなか、欧州通貨やオセアニア通貨に対するドル安が目立ったので、この日も原油価格の動向と、それに伴う資源国通貨の値動きを注視したい」(外為アナリスト)との意見が聞かれた。

ニュージーランド(NZ)ドルは前日一時73円台に乗せ、10カ月ぶり高値をつけた。追加利下げ期待が後退したことが背景だ。現在は72.84円付近での高値もみ合いとなっている。

一方、米国では経済回復の足取りが鈍っている。

コンファレンス・ボード(CB)が24日に発表した11月の米消費者信頼感指数は96.1で、前月の101.4から低下し、エコノミスト予想である98を下回る落ち込みとなった。 新型コロナウイルスの感染急増や種々の制限措置が信頼感を圧迫しており、第4・四半期の経済成長は急速に鈍化する見通しが強まっている。指数は新型コロナが流行する前の2月時点で132.6まで上昇していた。

明日は米国市場が感謝祭で休場、明後日はブラックフライデーで取引高が低下するとみられるため、きょうは駆け込み的な売買が出る可能性がある。

ただ、感謝祭休暇を控えた短期筋のショートカバーは23日までにほぼ一巡したとの見方が多い。

全スポットレート(ロイターデータ)

アジアスポットレート(同)

欧州スポットレート(同)

通貨オプション

スポットレート(ロイター・ディーリング約定値)

スポットレート(日銀公表)

※関連情報は画面右側にある「関連コンテンツ」メニューからご覧ください

Let's block ads! (Why?)



"外国通貨" - Google ニュース
November 25, 2020 at 10:18AM
https://ift.tt/3laeyec

〔マーケットアイ〕外為:正午のドルは104円半ば、対円以外ではドル安傾向 - ロイター
"外国通貨" - Google ニュース
https://ift.tt/36kIxsM
Shoes Man Tutorial
Pos News Update
Meme Update
Korean Entertainment News
Japan News Update

Bagikan Berita Ini

Related Posts :

0 Response to "〔マーケットアイ〕外為:正午のドルは104円半ば、対円以外ではドル安傾向 - ロイター"

Post a Comment

Powered by Blogger.