[モスクワ 27日 ロイター] - ロシアのプーチン大統領の側近であるニコライ・パトルシェフ安全保障会議書記は、ロシアは自国が存亡の機に陥った場合には米国を含めたあらゆる敵を破壊可能な武器を持っていると訴え、米政府がロシアの核の力を過小評価していると警告した。
パトルシェフ氏の発言は、世界最大の核保有国2カ国間の核対決の懸念を高める最新の動きとなった。ロシア政府は核対決を避けたいと表明している。
パトルシェフ氏は27日、ロシア紙ロシースカヤ・ガゼータに対して「独自のプロパガンダにとらわれた米国の政治家たちは、ロシアと直接衝突した場合に米国は予防的なミサイル攻撃が可能で、ロシアはそれに対応できないと引き続き自信を示している。これは近視眼的な愚かさで、非常に危険だ」と言及。「ロシアは忍耐強く、軍事的優位性によって威嚇することはない。しかし、存亡の機に直面すれば米国を含めたあらゆる敵を破壊可能な近代的な固有の武器を持っている」と主張した。
プーチン氏は25日、ロシアの同盟国であり、ロシアとウクライナの両方に接しているベラルーシに戦術核ミサイルを配備すると発表した。ウクライナに軍事支援をしている北大西洋条約機構(NATO)に警告し、西側諸国との対立を高める動きとなる。
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