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7月の世界平均気温、過去最高更新の見通し…新疆ウイグル自治区で52・2度 - 読売新聞オンライン

 【ジュネーブ=森井雄一、ワシントン=田島大志】世界気象機関(WMO)は27日、今年7月の世界の月間平均気温が過去最高を更新する見通しだと発表した。

 WMOによると、5月から各地で海面水温が高い状態が続き、7月の異例の高温をもたらした。6日には世界の平均気温が過去最高となるなど記録的な暑さが続き、月間で過去最高だった2019年7月を上回る見込みだという。

 中国・新疆ウイグル自治区のトルファン市内では16日の気温が過去最高の52・2度まで上昇したほか、イタリア西部サルデーニャ島では24日に48・2度、チュニジアの首都チュニスでは23日に49度を観測した。

 ペッテリ・ターラス事務局長は「7月の異常気象は気候変動の厳しい現実であり、未来の予兆だ。温室効果ガス削減の必要性はかつてないほど緊急性を増している」と述べた。

 米国のバイデン大統領は27日、米国でも記録的な猛暑が続いていることを受けてホワイトハウスで演説した。バイデン氏は「気候変動の影響を否定できない」と対策の必要性を訴え、野党の共和党にも協力を呼びかけた。政府に熱中症警報を出すよう指示したことも明らかにした。

 熱波による山火事が続くギリシャでは27日、中部ネアアンヒアロスにある空軍の弾薬庫に火災が広がり、爆発が起きた。地元紙カシメリニなどによると、弾薬庫は空軍基地近くにあり、F16戦闘機の弾薬や爆弾などが保管されていたという。爆発によるけが人はいない。

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