
台湾の頼清徳副総統は、アメリカのニューヨークを経由して、台湾と外交関係のある南米のパラグアイを訪問し、今月15日に行われるペニャ新大統領の就任式に出席します。
その後、アメリカのサンフランシスコを経由して18日に台湾に戻る予定です。
頼副総統は12日夕方、台湾の空港で「今回の外国訪問で、世界各国のリーダーと自信に満ちた交流を繰り広げる」と述べ、ペニャ新大統領の就任式に出席する各国の代表との交流に期待を示しました。
一方、アメリカに滞在することについては詳しく触れませんでした。
台湾の総統や副総統が外交関係のある国を訪れる際にアメリカを経由することは慣例となっていますが、中国政府は「いかなる形式でもアメリカと台湾の公的な往来に断固反対する」とした上で「事態を注視し、強力な措置をとって国家の主権と領土の一体性を守り抜く」と表明し、対抗措置をとることを示唆しています。
中国はことし4月、蔡英文総統がアメリカ国内でマッカーシー下院議長と会談したあと、台湾周辺で軍事演習を行っていて、今回も頼副総統の訪問先での言動を口実として緊張を高めることが懸念されます。
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