
米議会下院は2日、イスラエルに143億ドルの支援を提供し内国歳入庁(IRS)の予算を削減する共和党の法案を可決した。写真はジョンソン新下院議長。10月撮影(2023年 ロイター/Nathan Howard)
[ワシントン 2日 ロイター] - 米議会下院は2日、イスラエルに143億ドルの支援を提供し内国歳入庁(IRS)の予算を削減する共和党の法案を可決した。民主党が過半数を握る上院は反発しており、成立の見込みはなさそうだ。
採決は賛成226、反対196。通常イスラエル援助については超党派の強い支持があるが、おおむね党派に沿った結果となった。共和党214人に加え、民主党12人が賛成。民主党194人と共和党2人が反対した。
議員らがイスラム組織ハマスによるイスラエル攻撃への対応を急ぐ中、今回の法案はジョンソン新下院議長の下で行われる最初の主要な立法措置となった。
ただ、イスラエル援助とIRSの予算削減が組み合わされ、ウクライナへの援助が除外されたため、バイデン大統領は拒否権を発動すると表明。上院民主党トップのシューマー院内総務も採決しない方針を示している。
バイデン氏はイスラエル、台湾、ウクライナへの資金援助や人道支援を含む、より広範な1060億ドルの緊急支出パッケージを承認するよう求めている。シューマー氏はこれらの優先課題に対処する超党派の法案を検討すると表明した。
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