イスラエルとハマスの間では戦闘の休止と人質の解放などをめぐり、関係国の仲介を受けて交渉が続けられていて、アメリカの有力紙ニューヨーク・タイムズは14日、イスラエルや仲介国などがエジプトの首都カイロでの協議を3日間、延長して行うと伝えています。
この中で、関係者の話として、人質1人の解放に対してイスラエルの刑務所に収容されているパレスチナ人を何人釈放するのか、意見の隔たりが大きいとしていて、依然として交渉は難航しているとみられます。
こうした中、イスラエルのネタニヤフ首相が14日声明を発表し「これまでに激しい軍事的圧力や断固とした交渉の組み合わせによって112人の人質を解放した」としたうえで、「ハマスは妄想的な要求を破棄する必要があり、そうしたときに、われわれは前に進むことができるだろう」と述べ、ハマス側に要求を取り下げるよう求めました。
また、ネタニヤフ首相はSNSへの投稿で「われわれは住民らが戦闘地域を離れたあと、ラファへの強力な作戦を含め完全な勝利まで戦い続ける」として、ガザ地区の最も南にあるラファへの軍事作戦を強行する構えを改めて示しました。
ガザ地区の保健当局によりますと、これまでの死者は2万8576人にのぼっていて、犠牲者が増え続ける中、戦闘の休止などをめぐる交渉がまとまるかどうかが焦点となります。
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