トランプ氏、「強権的」ハンガリー首相と会談…「偉大な指導者」と持ち上げる - 読売新聞オンライン

　【ワシントン＝田島大志】米共和党のトランプ前大統領は８日、フロリダ州の邸宅「マール・ア・ラーゴ」でハンガリーのビクトル・オルバン首相と会談した。オルバン氏は、メディア統制や反難民など強権的手法で知られる。

　トランプ陣営の発表によると、両氏は国境管理問題などについて意見交換した。ハンガリーは北大西洋条約機構（ＮＡＴＯ）に加盟しているが、オルバン氏はウクライナ支援に異を唱えるなど欧州の安全保障を揺さぶってきた。米メディアによると邸宅での関連行事でトランプ氏は、オルバン氏を「偉大な指導者だ」と持ち上げた。

　バイデン大統領は８日、ペンシルベニア州での集会で、オルバン氏を「民主主義が機能すると考えず、独裁を望んでいる」と指摘し、「トランプ氏が会っているのはそんな人物だ」と批判した。

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