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ウクライナにミサイル38発、全土で36人死亡…最大規模の小児病院直撃で犠牲者は増える恐れ - 読売新聞オンライン

 【キーウ=倉茂由美子】ロシアの侵略を受けるウクライナ空軍は、ロシア軍が8日、首都キーウなどウクライナ各地を38発のミサイルで攻撃し、このうち30発を迎撃したことを明らかにした。ロイター通信によると、キーウで21人が死亡するなど、全土で少なくとも36人が死亡し、100人以上が負傷した。キーウでは国内最大規模とされる小児病院(720床)に巡航ミサイルが直撃した。

 小児病院ではがれきの下敷きになっている人もおり、死傷者が増える可能性がある。キーウの市長はキーウへの攻撃としては、2022年2月にロシアが侵略を開始して以降、「最悪の攻撃の一つだ」と訴えた。

 露国防省は8日、ウクライナ側によるロシアのエネルギー施設などへの攻撃に対する「報復だ」として、民間施設は標的にしていないと主張した。

 ロイター通信はウォロディミル・ゼレンスキー大統領の出身地、中南部クリビー・リフで11人、東部ドニプロと東部ドネツク州ポクロウシクで合わせて4人の死亡が確認されたと報じている。

 国内最大の民間エネルギー企業DTEKは、キーウ市内の変電所3か所と送電網が破壊されたと発表した。ウクライナの電力供給能力はこれまでのミサイルなどによる攻撃で著しく低下しており、電力事情の長期的な悪化が懸念されている。

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