
フィリピン中央銀行は4日、2020年1月のマネーストック(通貨供給量)速報値で、代表的な指標の1つである「M3(現金や銀行預金など)」が前年同月比11.9%増の12兆7,933億ペソ(約27兆1,128億円)だったと発表した。
マネーストックは金融部門から市場に供給されている通貨総量を示す指標。M3には現金通貨や預金通貨、コマーシャルペーパー(CP、企業による無担保約束手形)などに加え、フィリピンでは株式を除く有価証券も含まれる。
M3から有価証券を除いた「M2」は11.1%増の12兆788億ペソ、M2からその他の預金を除いた「M1」は16.9%増の4兆4,356億ペソだった。
M3に外国通貨建てで譲渡可能なその他預金を含めた「M4」は、10.5%増の14兆8,165億ペソだった。
このほか、対外純資産(NFA)は8.7%増の4兆9,790億ペソ、地方含む政府や民間企業など国内向け債権は11.7%増の13兆1,027億ペソだった。
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March 04, 2020 at 10:05PM
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1月マネーストック、「M3」は12%増 フィリピン・金融 - NNA.ASIA
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