東京外国為替市場のドル・円相場は小幅高。前日海外時間からのリスクセンチメントの改善を受けて、クロス円(ドル以外の通貨の対円相場)が総じてしっかりとなったことが相場の支えとなっている。
ハイライト |
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市場関係者の見方
NBCフィナンシャルマーケッツ・アジアのディレクター、デービッド・ルー氏(香港在勤)
- リスクオンの中でドルも円も相対的に弱く、参加者が実需のみに限定されているに等しいドル・円相場は両者の綱引きで方向感に乏しく蚊帳の外という感じ
- 経済活動の再開期待が、新型コロナの第2波リスクへの懸念を上回る中、ワクチン開発への期待が浮上
- さらに独仏首脳による欧州連合(EU)復興基金での合意や中国の石油需要回復による原油高など、基調としては前日の好調なリスクセンチメントの流れを引き継いでいる
- 東京時間も日経平均が買われる中、クロス円が小じっかりで、ドル・円を下支えしている
三井住友信託銀行ニューヨークマーケットビジネスユニットの持田拓也調査役
- 新型コロナワクチンについては、実用化できるかどうか、またそれまでの時間軸の長さを考えると、息の長い材料にはなりづらい
- 相場はロックダウン解除への期待が先行。水準的にもかなり織り込みが進んでいる。第2波リスクがちらつく中、センチメントに対するリスクは下方向。米中関係の緊張の高まりも相場の重し
- ドル・円は上昇しても107円60銭程度がせいぜいだろう。一方で、下値は107円割れて106円90銭程度で下げ止まりそう
背景
- 米バイオテクノロジー会社のモデルナは18日、開発中の新型コロナウイルスワクチン候補が初の臨床試験で有力な初期兆候を示したと 発表
- 中国の石油需要は、新型コロナウイルス対策で政府が封鎖措置を取る前に見られた水準をほぼ回復。同国エネルギー業界の内部事情を知る複数の関係者が 明らかにした
- ドイツとフランスは、リセッション(景気後退)をEUが乗り切れるよう、5000億ユーロ規模(約58兆5000億円)規模の復興基金設立を支持することで 合意
- 日経平均株価は前日比383円高で午前の取引を終えた
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May 19, 2020 at 10:01AM
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ドル・円小幅高、リスクオンの流れが支え―107円台半ば - ブルームバーグ
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