
[上海 8日 ロイター] - 上海外国為替市場の人民元相場は、対ドルで下落した。安全通貨としてドルが買われた。英国の欧州連合(EU)離脱(ブレグジット)を巡る懸念がポンドを圧迫する中、米中関係の緊張感が引き続き地合いの重しとなっている。
中国人民銀行(中央銀行)はこの日の人民元の対ドル基準値(中間値)を1ドル=6.532元とし、2018年6月26日以来の元高水準に設定した。
人民元の国内スポット相場は6.5340元と元安地合いで取引を開始。中盤時点で前営業日比61ポイント安の6.5361元となっている。
ある中国の銀行のトレーダーは「積極的な買いがドルをサポートしている。ブレグジットと、米国での超党派協議の行方を注視する必要がある」と話した。
一方、シティの中国担当チーフエコノミスト、Li-Gang Liu氏は、2021年に向けて人民元上昇への強いバイアスがあるとみる。「中国人民銀行(中央銀行)の政策の出口は他の産業経済よりも大幅に先行しているため、既に大きな金利差は今後も維持され、来年はさらに拡大する可能性がある。資金が大規模かつ持続的に流入し、人民元の上昇継続を支援するだろう」との見方を示した。
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December 08, 2020 at 02:07PM
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