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ドル・円は107円台前半、対主要通貨では軟調-日銀金融政策据え置き - ブルームバーグ

東京外国為替市場のドル・円相場は1ドル=107円台前半で推移。新型コロナウイルスのワクチン開発期待や米銀決算を受けた株高でリスク選好の流れが続く中、ドルと円の両通貨とも主要通貨に対して軟調に推移している。日本銀行による金融政策会合では、市場のほぼ予想通りに従来の金融政策が据え置かれ、相場の反応は限定的。

  • ドル・円は午後0時8分現在、前日比ほぼ変わらずの107円26銭。ここまでの値幅は107円19銭から107円31銭
  • ドルと円は主要16通貨の大半に対して下落
  • ブルームバーグのドル指数は一時1204.33と6月11日以来の低水準を付ける場面も
  • ユーロ・ドルはほぼ変わらずの1ユーロ=1.1402ドル。一時1.1423ドルと3月10日以来の高値

ドル・円はリスクオンで膠着

市場関係者の見方

マネーパートナーズの武市佳史チーフアナリスト

  • 日銀政策の据え置きは想定通り、景気・物価見通しも市場の想定範囲内で、発表時間もいつも通りだった。債券市場関係者の受け止め方次第で金利が多少動き、ドル・円には波及する可能性は若干は意識されていたが、この内容では反応が難しいのではないか
  • 新型コロナウイルスのワクチン開発期待や予想を上回る米銀決算を受けた株高でリスクオンとなる中、ドル売りと円売りが綱引きしており、クロス・円は上がりやすい
  • 今週は欧州中央銀行(ECB)会合と欧州連合(EU)首脳会議があるユーロがポイント。ドル・円相場もユーロに対する感応度のちがいが膠着(こうちゃく)を破るきっかけになり得る

三井住友銀行NYトレーディンググループの下村剛グループ長

  • 足元ではリスクオン、オフにドル売り、ドル買いで反応する動きが一番大きいが、円も同じ方向に反応するのでドルとは引っ張り合いになる状況が続いている
  • 米株価の持ち直しとともにセンチメントが好転して総じてドル売りの流れ。ユーロ・ドルが1.14ドルに乗ったのはリスクオンのドル安に加え、EU首脳会議で欧州復興基金の議論が進展するとの期待感が買い材料に

背景

  • 日銀が金融政策の維持決定、経済・物価は引き続き下振れリスク大きい
  • 15日の日経平均株価は前日比325円高で午前の取引を終了。米株価指数先物も上昇
  • JPモルガン、4-6月のトレーディング収入が過去最高-貸倒引当金も最大
  • モデルナの コロナワクチンで被験者全員が抗体獲得-初期段階試験
  • トランプ大統領、香港への優遇措置撤廃-対中制裁法にも署名

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July 15, 2020 at 10:24AM
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