今週はアメリカの6月ADP雇用統計と6月雇用統計の発表があった。ADP雇用統計は予想より少なかったが大幅増加で、雇用統計は予想を大きく上回る過去最大の増加幅だった。しかし株式市場は感染再拡大への警戒感から、2つの雇用統計発表後もそれほど上昇しなかった。
NYダウは週足で大幅高
今週の最重要イベントはアメリカの6月ADP雇用統計と6月雇用統計の発表だった。1日水曜に発表された6月ADP雇用統計は、予想の前月比300万人増に対し発表は236万9000人増だった。
そして2日木曜に発表された6月雇用統計は、予想が前月比300万人増だったのに対し発表は480万人増と予想を大きく上回る過去最大の増加幅となった。
また日本では1日朝に4~6月期日銀短観が発表された。業況判断DIの中でも最も注目される大企業製造業の景況感が、前期より26ポイントマイナスの-34とリーマン・ショック時以来の落ち込み幅だった。
とはいえ特に新しい悪い材料が出なかった今週は、株式市場は比較的堅調だった。NYダウは29日月曜には580ドル高と上昇し、30日火曜にも217ドル高と続伸。1日には小幅下落したが、2日金曜には好調な米雇用統計に支えられて92ドル上昇した。3日金曜は独立記念日の振替休日で休場し、週足では812ドル高と大幅高で終了した。
東京市場の方は序盤の下落が最後まで響いた。先週金曜のNYダウが730ドル安だったため、29日は軟調な動きが続きこの日は日経225平均が517円安で終了。翌30日には前日の下げ幅の半分以上上昇したが、その後も週の終わりまで先週金曜の終値は回復できず。週足では206円安だった。
為替市場では今週も米ドル/円に動きが少なく、週を通して107円30銭~108円20銭の狭いレンジに留まった。一方132円付近から今週を開始したポンドは、30日にEU高官から英との貿易交渉に対して楽観的な発言が出たために133円台まで一気に上昇。その後も堅調な相場が続き、週後半は主に134円台で推移した。
先物市場では今週は原油に動きがあまりなく、39ドル付近から始まったNY原油は週を通して緩やかな上昇が続いたのみ。週の終値は40ドル台前半だった。金価格は1,770ドル付近から今週をスタートし、週半ばには一時2012年以来の高値となる1,790ドル近くまで上昇。しかし週後半に1,770ドル台まで反落してきた。
仮想通貨市場のビットコインも上下どちらに対しても目立った動きがなく、95~100万円のレンジに1週間留まった。
来週はオーストラリアの政策金利やカナダの6月雇用統計が発表されるが、全体的に重要な発表は少ない。COVID-19関連で新しい材料が出なければ、来週も動きの少ない1週間で終わる可能性がある。
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July 05, 2020 at 02:28PM
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今週の株式・外国為替市場の動き総括、6月29~7月3日 - iFOREX
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