東京外国為替市場のドル・円相場は小幅安。前日の米国株や原油相場の下落を受けたリスク回避の動きで、クロス円(ドル以外の通貨の対円相場)を中心に円買いが先行。その後もアジア株安を背景に上値の重い展開となっている。ポンドは合意なき欧州連合(EU)離脱懸念を背景に続落。
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市場関係者の見方
クレディ・アグリコル銀行の斎藤裕司外国為替部長
- 海外市場の流れを引き継ぎ、リスクオフのドル買い・円買いだが、ドル・円はクロス円の下落幅が大きい分、一時下落している
- ドルショート(売り持ち)がたまって切り返し始めていた中で、欧州では10月15日が英国の合意なき離脱の期限となり、それまではリスクオフにさらされドル買いになりやすい
- ドル・円は9月末を控えて円転も出やすいため、上昇しにくいが、リスクオフのドル買いと円買いで下落は緩やかだろう
上田ハーロー外貨証拠金事業執行担当役員の山内俊哉氏
- 金利差がない状態では、どうしても株価主導にならざるを得ない。ただ、米株の調整が続くのか、一過性で終わるのかまだ何とも言えず、来週のFOMC(米連邦公開市場委員会)あたりまでをにらんで見極める必要
- ドル・円は55日線で上値を抑えられた状態。ただ、リスク回避以上に円を買う理由もなく、105円半ばから前半は最近ずっと拾われているので、105円割れは想定しづらい
三井住友信託銀行ニューヨークマーケットビジネスユニットの 持田拓也調査役
- 英国とEUの協議はどちらも妥協しない話になってきている。そもそもリスクオフによるドル買い戻しが入っている上、欧州の悪材料が出ており、欧州通貨売り・ドル買いはまだ続く可能性が高い
背景
- 3連休明けの8日の米国市場で株式相場は続落し、S&P500種株価指数は約1カ月ぶり安値。米国債は上昇し、ニューヨーク原油先物は大幅続落とリスクオフの展開
- 9日のアジア株も全面安で、日経平均株価は前日比365円安で午前を終了
- 英政府はEUとの離脱合意の一方的な変更を計画。北アイルランド相は8日、これが国際法に違反すると指摘
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September 09, 2020 at 10:32AM
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ドル・円は小幅安、世界株安でリスク回避圧力-ポンド続落 - ブルームバーグ
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