東京外国為替市場では円が上昇。米追加経済対策協議や新型コロナウイルスのワクチン開発などを巡る不透明感からリスク回避圧力がくすぶる中、クロス円(ドル以外の通貨の対円相場)中心に円買いが優勢となっている。ドル・円相場も1ドル=105円台半ばから105円台前半へ軟化。
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市場関係者の見方
三菱UFJ銀行経済調査室の栗原浩史チーフ米国エコノミスト(ニューヨーク在勤)
- IMF(国際通貨基金)の 世界経済見通しもそうだが、先行きは医療面にかかるところが大きく、試験が続いている他のワクチンの結果がどうなるかが非常に重要
- 為替はリスク回避でドル高・円高だが、米金利も少し上昇したところから低下基調に入ったとみており、ドル・円は少し円高の方に振れやすい
クレディ・アグリコル銀行の斎藤裕司外国為替部長
- 英国が設定した15日のEU(欧州連合)との通商交渉期限も控えてリスクオンにはいきにくい
- 市場はリスクオフの構えではいる。リスクオフのセオリーではクロス円は売りだが、ニュースから目が離せない状況
ドイツ証券の外国為替営業部の小川和宏ディレクター
- 基本的にはリスクオフならドル高・円高というのを再確認しているプライスアクション
- そもそも昨日の株安の程度の割に米金利低下の動きが大きかったが、それに対してドル・円はほとんど反応しておらず、その分の修正が起きて下がっているのではないか
背景
- 米 ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)のワクチン治験中断に続き、米 イーライリリーは13日、新型コロナウイルス感染症抗体治療薬の臨床試験で被験者の登録を停止したと発表
- 米国では 追加経済対策を巡り、民主党のペロシ下院議長が13日、最新の政権案の修正を求めたのに対し、共和党のマコネル上院院内総務はより小規模の対策を推進。一方、トランプ大統領は「やるからには大きくやれ!」とツイート
- 13日の米株式相場は反落。米国債相場は大幅高となり、10年債利回りは5ベーシスポイント(bp)低下の0.73%程度となった
- 英・EU通商交渉は十分な進展なし。英国は合意なしを「いとわず、その用意ある」と英首相報道官
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October 14, 2020 at 10:06AM
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円上昇、米経済対策やワクチン開発不透明で買い圧力-ドル105円前半 - ブルームバーグ
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